お酒でいえば『大吟醸』
「昔ながらの味」というこだわりで醸造した秘蔵味噌、おかげさまで広く皆様の支持を戴くようになりました。
本物志向をはじめとする食に対する意識の高まりは、味噌汁から味噌へ、そして原料へのこだわりへと進みます。
その気持ちを大切に
北海道大豆、国内産新米、赤穂の天塩と味噌に最も適した原料と、初代浅野定次郎の文献にある秘伝の製造法で仕込み、天地返しを行うことで再醗酵をさせ、一年間じっくりと熟成させた上、蔵出ししております。
古式吟醸ならではの豊潤な味と香り、杜氏の心と一緒にお届けいたします。
全日空(ANA)の機内誌(翼の王国12月号・がんこの裏側)にて紹介して頂きました。
こんな方にお勧めします。
●まろやかな感じだけど、しっかりとした味が好みの方に
●昔ながらの味噌らしい味と香りが好きな方に
●飲み終わったら口に調味料の変な甘味が残るのが嫌いな方に
【誕生したのはこの会話がきっかけでした・・・】
今から30年ほど前の事です。
当時は味噌の数も少なく、10種類もありませんでした。
お客「この中で一番美味しい味噌はどれ?」
私 「中味噌とか赤味噌が味噌汁にはお勧めですよ!」
お客「ふーん、あっそう。ところで、店頭には並ばない浅野家の人だけが食べてる味噌があるでしょ! それを分けてよ!」
そう言われてはたと思いました。
今までは当然既存の味噌が一番と思って販売してきましたが、もっと美味しい味噌が出来るのではないかと。
そう思った私は、昔の書類を引っ張り出して調べました。
そうすると当時の原料配合表を発見!
ただ、そのままでは面白くないので、それに現代の技術を加味することにしました。
それを元に再現した味噌が「古式吟醸『秘蔵』」です。
初代浅野定次郎の考えを基に新しい技術をエッセンスとして。
当時の味を楽しめるお味噌です。
当時の仕込み樽
こうじ歩合 | 11割 |
塩分 | 約11.8% |
辛さの感じ | 辛--●--甘 |
※こうじ歩合とは大豆に対する米の割合です。11割=米と大豆が11:10という事です。